新座教室の考え方

発達障がい児童の割合グラフ

 

Kids support Bee(きっずびー)新座教室で大切にしていることは、

・ 子どもの気持ちに寄り添い
・遊び方・楽しみ方を教えながら興味の幅を広げる
・経験やできた達成感を増やして自己肯定感を上げる
・成長と共に出てくる生きづらさを軽減する

    
 子どもはみんなとても素直で意欲があり優しい面をもっています。

ですが、発達の特性があって身体を上手く使いこなせない、お友達や先生の話しているこ
とが理解できない、この時間がいつまで続くのかがわからない・・・等々の不安から、自分
でも知らず知らずのうちに毎日ストレスをため込んでいってしまっています。

 結果、上手く伝わらない・上手く出来ない・わからない事へのイライラを募らせてしまい、
癇癪へとつながってしまうこともあります。

 キッズサポートビーでは、少しでも生きづらさが軽減できるように、しっかりと行動観察
を行い、この子にはどのようなアプローチをしていくのが良いのかを、児童発達支援管理
責任者とスタッフ間で話し合いを行い、その子にあった支援方法を探っていきます。

 その支援方法はスタッフ個々の経験則だけではなく、必ず根拠(エビデンス)に基づいた
支援方法を検討して行っています。 行動面へのアプローチには応用行動分析学(以下:ABA)を基に考え、粗大や微細などの運動面には感覚統合理論を基にアセスメントを行いどのような運動が良いのかを検討して、ABAを使って支援をしています。

ペアレントトレーニングには前向き子育てプログラムである「Triple P」を導入しておりますが、Triple PもまたABAを基に考えられているプログラムになります。 キッズサポートビーでは、全体を通してABAが中心のアプローチを行っています。

 ABAは、活動を「楽しい!」と思えるように導いていく学問です。
例えば、できないかもしれないという不安から参加しないという選択をした子には、スモ
ールステップで少しずつ参加を促していき、不安を払拭する程度にスタッフがプロンプト
(補助)をしていきます。そうやって少しずつでも参加が出来たり、上手くできたり、楽しい
と思える経験を増やしていき、自信が付いて自己肯定感が上がるように支援をしていきま
す。

 個人の感覚ではなく理論を基に支援を行っていますので、スタッフ間の認識のずれは少
なくなり、どのスタッフでも同じような支援をしていくことが可能になります。

就学前支援 5つの柱

発達障がいゾーン

新座教室では、就学前に必要な支援である上記5つの力が育まれるようにプログラムを組んでおります。遊びの中から楽しく学んでいきますので、楽しみながら取り組むことができます。

エビデンスに基づいた支援

支援方法の中で、エビデンス(科学的根拠)があるのはABAのみです。
児童発達支援施設などの福祉施設でもABAを取り入れている所はたくさんあります。
ですが、ABAセラピストが在籍している所はそう多くはありません。

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きっずびーには、認定ABAセラピストが2名在籍しておりますので、ABAを正しく捉えてお子様が楽しみながら学んでいけるようにしっかりと支援につなげています。

感覚統合は、講習会に参加しているスタッフが数名おり、固有受容覚・前庭覚・触覚等へしっかりと刺激が入るような運動遊びを用意しております。普段の生活ではあまり体験できないような動きを取り入れて経験することで、感覚の統合を促していきます。 現在でははっきりとエビデンスがあるわけではないですが、論文などで有用性が証明されている支援になります。(作業療法などで行われているものです)

トリプルPは、ABAをベースにしたペアレントトレーニングですので、お母様がわかりやすくABAを子育てに取り入れられるような内容になっています。前向き子育てプログラムですので、療育の中でのお母様へのアドバイスもそういった内容が中心となります。 日本TripleP協会主催の養成講座に参加し、テストを経てトレーナーの認定を受けられます。

キッズビーにはグループTriplePのトレーナーが2名在籍しております。

このようにエビデンスがある支援を心がけていますが、決して堅苦しくなく、お子様もお母様もスタッフも、みんなが楽しく成長できる場となっています。

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